KAGARIについて
KAGARIは2024年に札幌で誕生したフリースタイルフットボールブランド。

KAGARIの誕生—篝火の下で磨かれる技術と魂
夜の街角、公園の片隅、誰もいない駐車場。
自動販売機のわずかな光の前、街灯の下、そこに一人、ボールを蹴る影がある。
リフティング、アラウンド・ザ・ワールド、無数のタッチ。
暗闇の中、ただストリートの灯りだけがその動きを照らしている。
この光景に見覚えのある人は少なくないはずだ。
フリースタイルフットボールやリフティングに魅せられた者たちが、限られた時間と空間の中で技を磨く。
学校帰り、仕事終わり、ただ自分自身のためにボールを蹴り続ける。
そこには誰のためでもない、純粋な「熱」がある。
このブランドKAGARIは、そんなプレイヤーたちのために生まれた。
「篝(かがり)」という名に込めた想い
KAGARI(篝)は、日本の伝統的な火の一つであり、暗闇を照らす希望の象徴だ。
ストリートでプレーする者たちは、まるで篝火のように暗がりの中でひっそりと輝いている。
誰もが注目する大舞台ではなく、誰にも見られない場所で、それでも技を磨き続ける。
彼らの努力は、いつか夜明けとともに大きな光となる。
「自分だけの篝火を灯し続ける者たちへ」
それが、このブランド名に込めた想いだ。
「なぜKAGARIのボールなのか?」— 誰よりもボールにこだわった理由
フリースタイルフットボールやリフティングに最適なボールは何か?
それを突き詰めるうちに、市販のサッカーボールでは満足できなくなった。
ストリートのプレイヤーにとって、本当に使いやすいボールを作りたい。
そこで、リフティングに適した弾み具合、表面のグリップ感、そして長時間蹴っても疲れにくい重量やバランスを徹底的に研究。
試作を繰り返し、実際にストリートで使い込み、仲間たちの意見を聞きながら、
「本当に欲しいボール」を作り上げた。
KAGARIのボールは、単なるサッカーボールではない。
それは、夜のストリートで、自分自身の技と向き合うための武器だ。
「ブランドではなく、文化をつくる」
KAGARIは、単にボールを売るブランドではない。
それは、ストリートでボールを蹴るすべての人に火を灯す存在でありたいと願っている。
リフティングをする理由は人それぞれだ。
上手くなりたい、技を極めたい、ただ無心になりたい。
誰にも邪魔されず、静かに自分と向き合う時間がそこにある。
KAGARIのボールが、あなたの手に渡ったとき、
その篝火が少しでも明るくなることを願っている。
「すべてのストリートプレイヤーへ——自分だけのかがり火に、火をつけろ。」