フリースタイルフットボールにおいて、「どんなボールを使うか」は技の完成度や練習効率に直結する重要な要素です。その中でも“グリップ力”は、特にトリック系の技において無視できないポイントです。
本記事では、ボールのグリップ力が技にどのような影響を与えるのかを解説しつつ、プレイヤーのリアルな視点も交えてお伝えします。
グリップ力とは?
グリップ力とは、ボール表面の「滑りにくさ」のこと。表面がザラザラしていたり、柔らかい素材で作られていると、手や脚、衣類との接触時に滑りにくくなり、技が安定しやすくなります。
グリップ力が高いと安定する技:挟み技系
特に恩恵を受けるのが「挟み技」です。太ももや足首、腕などでボールを挟むトリックでは、グリップ力があるボールの方が圧倒的にやりやすいです。
グリップ力が弱いボールだと、ボールがツルッと滑ってしまい、技の途中で落とす原因になります。逆にグリップが強いと、多少ズレたポジションでも滑りにくいため、技の成功率が高まります。
実は「挟みきれていなくても挟めてしまう」ことも?
グリップ力に関して、プレイヤー視点の意見を紹介します。
「グリップが強いボールは、実はちゃんと挟めてなくても技が決まってしまうことがある」
つまり、本来なら失敗してもおかしくない挟み方でも、グリップが強いおかげでなんとか止まってしまうというケースです。これは練習中にはありがたいことでもありますが、逆に「自分の技術の完成度」を誤認しやすいという側面もあります。
たとえば、大会本番で別のボールを使う場合や、長期間使ってグリップが劣化してきたときに、突然技が決まらなくなる…というリスクにもつながります。
どんなボールでも再現できるようにする、その最初のステップとしてグリップ力の強いボールを使う、という使い方が重要になります。
練習と本番でボールのグリップ差に注意
練習では高グリップなボールを使って技の習得を目指しつつ、本番前には使用予定のボールの特性を確認しておくのがベストです。また、ボールのグリップが徐々に変化することもあるので、定期的に感触をチェックすることも大切です。
グリップ力で選ぶフリースタイルフットボール専用ボール
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滑りにくく、それでいてグリップが効きすぎないバランスでボールを開発しています。
練習用の高グリップ力のボール開発も進めていますので、新商品をご期待ください。
まとめ
- グリップ力が高いボールは、挟み技に向いている
- グリップが弱いと滑りやすく、技が不安定になりやすい
- 高グリップすぎると、「技が完成していないのに決まる」こともある
- 技術を正確に磨くためには、グリップの強さに頼りすぎない練習も必要
自分のスタイルに合ったグリップ感を見つけて、安定したトリック習得につなげていきましょう!